スカジャン【拡大】2016/04/04

[レディス]東京・トレンドチェック
 

 
期間:2016年03月29日(火)
 

 
気温:17度 晴れ 14:20~15:25
 

 
対象:アーリーマジョリティ中心
 

 
母集団N:133人
 

 
標本数(n):7人

レディスの「スカジャン」が拡大フェーズにあります。
 

 
この日の出現率は5.3%。先週比2.2ポイントの上昇です。

面白いのは、出現率を推移で眺めると、
 

 
メンズは減少傾向にあり、レディスは拡大傾向にあるという事。
 

 
これはMA-1にも同じ現象が現れております。相対で見ると以下のイメージ。

1-メンズは、出現率5%前後の小規模トレンドが、長期間持続し、10%代をピークに離散する。
 

 
2-レディスは、前半はメンズと同じですが、持続期間が短期で、出現率20%代をピークに離散・消滅する。であります。

「離散する」の意味は、”デザイン化”を指しています。
 

 
MA-1で例えると、離散化(デザイン化)によって、オーセンティック(本物・原型)の領域から散りぢりに変化してゆくさまであります。
 

 
この現象はメンズの方が激しく、ここがメンズトレンドは変化の幅が小さく(細かく)が分かりにくいと言われる所以かもしれません。
 

レディス領域への利用:
 

 
マニッシュテイスト、ボーイッシュテイストを強く持つブランドは特に「メンズの離散トレンド」を
 

 
活用することで、ソーシャル起点の先行提案が戦略的に行えるかもしれません。

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