[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2016年06月04日(土)
気温:25度 晴れ 13:00~15:00
対象:アーリーマジョリティ中心
母集団N:64人
標本数(n):17人
メンズボトムにもボリュームシルエット化の波があり、
オピニオンリーダー中心に2016秋冬から本格化してきた感があります。
そして2016年6月現在、
「ボリュームパンツ」出現率は26.6%で、【拡大】フェースにあるということです。
但し今回の数値は母数がアーリーマジョリティに偏ったデータを扱っていますので、
他所では使えません。当ブログ内だけで使う”参考値”として見てください。
ファッションタイプは
ボリュームパンツ・ルックはモードミックス、ストリートなどを中心に広がっておりますが、
今後はさらに幅広いタイプに波及することと予想します。
またモードミックスの中でも細分化が進みますから”深さ”の追求も重要になると思います。
デザイン面では”ウエストのデザイン化”があり、ダブルベルトや大胆なタックなどが出現すると考えます。
この点ではレディスが先行事例となるでしょう。
素材面では”きれいめデニム”、光沢ツイル、合繊ミックス、タイプライターなどの高密度、そして2重織り。
ボリュームシルエットに対して、「張り・コシ」素材を適用する場面と「柔らかさ」を適用する場面の2極を
意識してデザインされることとなるでしょう。