【デザイン思考】について

「完成したデザイン(技術)を生活に取り入れるのではなく、
 

 
顧客(生活)に沿った形でデザインを創ってゆくこと」
 

 
(Human Centered Design IDEO CEO Tim Brown)

生活の中で、不都合や不具合を見つけ出して、
 

 
解決策を商品やサービスによって提案してゆくこと。

”顧客中心”の真意はその方法(計画的な操作)にあると思います。

ではどのような実現手段があるのでしょう?
 

 
まずはビジョンや身の丈に合った方法から手段を選ぶ必要がありそうです。

共同研究
 

 
ワークショップ
 

 
アンケート
 

 
定点観測

例えば 自社でEC店舗を運営されている場合でしたら
 

 
会員アンケートから始めるのが有効だと思います。

そしてここでもうひとつ重要なことが、
 

 
「デザインを分析すること」であると考えています。
 

 
今後 企業の商品・サービスはデータ分析を経た上で開発されることになると思っているからです。

私の考える「デザインの分析」とは、既存のマーケティング手法や商品分析手法にはありません。
 

 
しかも「デザインの分析」はデザイン部門が主導してゆかねばなりません。

デザイン思考を実践するということは多くの場合、≒革新 であります。


 

 
「小さく・部分的に・濃密に行う」


 

 
革新は局部から発生し、その後段階を経て加速度的に成長すると理解しています。
 

 
これは20年間の原宿定点観測から体感していることで、ITの歴史とも当てはまる様です。

「小さく・部分的に・濃密に行う」をデザイン部門に当てはめると、
 

 
「研究開発扱いで、アイテムを1つに絞って、独立チームで実行する」。

KPI、期間、費用は大枠のみ決めておきます。
 

 
目的と手段をチーム内で共有し、日程を管理することがリーダーに求められる事と思います。


 

 
2016.11.29記

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