[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2017年7月5・7・8日(第27週)
気温:30・30度 曇り・晴れ 14:30~15:30
母集団N: 129人
標本数(n):4人
SNS:カラーシャツ投稿672件
オープン衿のダークカラーシャツに注目します。
レーヨン素材、ゆったりシルエットをドレープ感を効かせて着こなすイメージ。
シャツの裾をタックインして着るのにも適しています。
色味は、
D/パープル、オレンジブラウン、D/グリーン、ワインレッドを確認。
全体感として、
ファッションのカラフル化現象について、
明るいブライト系の次はダークカラー系が控えていると理解しています。
7月第27週の観測では、ダークカラーやシックな色調のシャツやパンツ、tシャツ等を観測。
この状況を、
”ひと足早いサマーダーク”であるという見方と、
”いいえ、来季2018年S/Sの先取り現象です”という2つの見方があると思っています。
前者は「正規価格で買ったのかな」と発想し、
後者は「ドリスヴァンノッテンのショールック」を発想するとします。
前者は数字的、後者はビジュアル的に深掘りしてゆきます。
少しニュアンスが違うのですが、
インスタグラムに置き換えると「#ワードの投稿件数」と「画像」の関係に似ているような気もしています。
2つの違った見え方は、
販売結果の検証と1~0.5歩先の商品企画(仮説構築)を細かく繰り返すことで、
まだ見ぬ事実に近づくと信じています。
【注意!】
上記は「実績を踏襲する」「数字優先」という意味ではありません。
正反対で、「創造性を最大限発揮するために、数字で支える」手法です。
デザインシンキングのアプローチを使います。
(小山流 デザインシンキング はこちら)