[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2017年10月6・7日(第40週)
気温:18度・曇り 20度・曇り
母集団N: 97人
標本数(n):10人
出現率 10.3%
SNS:投稿数384件
夏のへそ出しトップスの流れを受けて、秋もベリーショートのトップスが出現しています。
ボリューミーなシルエットに短い着丈、鮮やかなピンクや赤など色で魅せるデザイン、
大胆な切り替え、モールやフェザーニット等ファンシーな素材感で魅せるデザインなど多種多様であります。
シルエットコーディネートは
ボトムにレギンスやスリムフィットパンツを合わせるフィット&ボリューミーが新鮮。
現在ヤング中心にみられ、ワイド・ビッグパンツの対極にあります。
話題:
「変化を求める理由」
今さら感のあるタイトルだなと思う方も多いと思いますが、改めて少し考えてみたいと思います。
ある伸びている会社がありました。ところが今秋に売上が計画を下回りました。急遽進行中の次シーズン
のMDを全て中止。社長よりやり直しを命じられました。現場はハチの巣を突いた様な状態です。
売上不振の原因を2つ提示されました。
1、既存客の購買金額が減少していた
2、新規の購買客数が計画より少なかった
商品部に対して提示された不振の理由。
1、商品に変わり映えが無い(よって既存客の購買が減少した)
2、商品に魅力が無い≒顧客の要望をキャッチできていない(よって新規客を獲得できなかった)
つっこみ所満載の情報ではありますが、
問題は、商品部がこの後の行動をどう誘導するのか?です。
社長が変革を求める理由は
「このままでは行き詰まると判断した」または「危険な兆候が出ていると感じた」からで、
過去のやり方が踏襲されていたならば、「変えなければならない」。
ということだと推測します。
対して商品部は「我々は意識改革を促された」のだと、認識することから始めなければ、
「やり方」はそのまま踏襲され、表層的な変化を繰り返すという意味の無い作業を繰り返すことになると思います。
従いまして、
自分達で分からないんだったら、
「お客さんに聞いてみましょう」というやり方を提案しています。
変化の源はお客さん自身にあるのですから。。。
もちろん課題は山積みです。
しかし「まずはやってみませんか?」から入っています。