先のレポートでは、70年代ファッションについて、
当社ではフレアーパンツを起源とし、
今後の動向を眺めていると書きました。
今回は少し具体化して「フレアーパンツ」の状況をチェックしてみます。
フレアーパンツの動向を占う上で
ひとつの指標になるのが、
「裾がスリット明きのディティール」です。
たとえば今シーズンはワイドパンツの裾に深めのスリットが開いたデザインが拡大しています。
裾が開き(広がり)ひらひらと揺らしている歩き姿を見ると、
「この人、次はフレアーパンツを購入するのかな・・・」なんて思います。
フレアーパンツの出現率は、ファッション層に限定すると、現在6.6%。
上記の様なスリット入りパンツを加えるともう少し数字は伸びます。