【二子玉川駅 通勤服調査 =パンツ編=】

前記事【服装に関するアンケート調査 30-40代男性】の続編です。


 

 
事業検討を行う中で、「実態はどうなっているのか?」を知るために、今年の5月に二子玉川駅前と丸の内で朝の通勤服調査をしてみました。ちなみに、このデータはプロダクト・マーケット・フィット(以下PMFという)を実行する際の参照資料にもなります。

今回は二子玉川駅前で実施した1週間の服装(パンツ)定点観測結果を掲載します。

明らかにしたいテーマは以下の3つ。
 

 
1、【 スタイルテーマ 】 構成比
 

 
2、【 シルエット 】 構成比
 

 
3、【 カラー・素材イメージ 】 構成比

基本データ
 

 
撮影日 :2019年5月23日(木)・24日(金)・25(土)・26(日)
 

 
撮影場所:二子玉川駅前
 

 
撮影股間:am7:30~9:00
 

 
ターゲット:30代~40代 男性
 

 
人数   :各300人/日

◆1週間の服装(パンツ)定点観測結果
 

 
ざっくりまとめると以下のとおりです。
 

 
1、1週間の中で3つのカテゴリ-に分けられる。
 

 
2、月曜日~木曜日の服装に規模感がある。
 

 
3、スーツが35%だった。

◆スタイルテーマ・木曜日
 

 
「ジャケット&スラックス」と「シャツ&スッラックス」を合計すると、
 

 
「スラックス合わせ」41%が最も多く存在していました。

◆スラックスのシルエット・ 木曜日
 

 
乱暴に言うと、
 

 
30代は「スリム・スキニー」
 

 
40代以上は「ストレート」というイメージでした。

◆スラックスのカラー・木曜日
 

 
グレーとネイビーに集中しています。
 

 
ある意味効率的というか・・・


 
◆スタイルテーマ・金曜日
 

 
「カジュアル」率がいっきに高まりました。(全体の46.8 %)
 

 
カジュアルフライデーは健在なのか?

◆カジュアルパンツのシルエット・金曜日
 

 
面白いもので、こちらも30代と40代とでは少し違いがあるようです。
 

 
30代は「テーパード」
 

 
40代以上は「スリム・スキニー」
 

 
30代の「テーパード」は、細身のテーパードも含みます。
 

 
40代以上はストレート気味の「スリム・スキニー」であります。


 
◆カジュアルパンツのカラー・金曜日
 

 
「デニム」を除くと4色で全体の 7 割を占めました。
 

 
これも、ある意味効率的か・・

◆データまとめ
 

 
前年同月で対比できるようになると、もっと効果的に使えるようになります。

ここまでで、少し想定する顧客像に対して、大まかな実態が明らかになった気がします。

ここからさらにペルソナ、カスタマージャーニー、PMFと、検討はつづきました。

そしてこのあと「ビジネスモデル策定・商品開発・店舗開発」に入ってゆきました。

つづく...

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