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チェック地のコート【登場】2015/11/28

[メンズ]東京・トレンドチェック 期間:2015年11月21日(土) 気温:20度 晴れ 13:45~16:00 対象:アーリーマジョリティ中心 メンズ母集団N:188人 標本数(n):4/48人

2015年11月、コートのデザイン化傾向をキャッチしております。 副題を”脱チェスターコート”とし今シーズンの主流デザインと対比させることで細部がより分かり易くなると思います。 前回は 衿型、シルエット、ディティールの変化を中心にレポートしました。 今回は素材「柄」です。

素材傾向として”柄の復活”があり、チェック柄も今秋からシャツアイテムで浮上しました。 レディスも同様でロングシャツ、スカート、など幅広いアイテムでチェック柄が見られました。

柄域は昨年とは異なり、ウインドーペンがダウントレンドなのに対して、タータン調、オンブレ調が目新しい。 また ”シャツっぽいチェック柄”という切り口も有効です。

デザイン傾向は今回 以下3つの切り口で確認しました。 1.「ロング丈のジャケット風」、2.「ガウン風」、3.「ベルテッド」。

チェスター型のチェック地使いが確認できなかった点が気になるところです。 柄に主張が強い分、軽さが感じられる様なデザイン(ガウン風など)で開発されたのかもしれません。

チェック地のコートは、全コートルック48人中4人(8.3%)でした。 規模を求めるアイテムでは無く、旬を取り入れる役割のアイテムだと思いますから、 着用者層の動向を眺めつつ適量を効果的に配置する商品開発が良さそうです。

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