プードルファーのアウター【拡大】
[レディス]東京・トレンドチェック 期間:2017年1月11.13日(2週) 気温:8-12度晴れ 14:00~15:00 母集団N:60人 標本数(n):4人
毛皮トレンド(フェイク含む)が多様化しているようです。 今回はシルエット変化には触れず、素材変化にのみ焦点を当ててみます。
ところで「プードルファー」とは、 プードル犬ではなく羊の縮れ毛のことで、裏返しにするとムートンボアになります。
いっぽう「ボア」を出発点にしてみると、 この現象は”ボアのデザイン化トレンド”であると見ることもできそうですね。
さて今後の見通しはどうでしょう?
観測したファッション層60名の中で毛皮(フェイク含む)のアウター姿が9名。 うちプードルファーやその派生タイプであったのが4名です。
「その他の毛皮」と「プードルファー」に分けてバランスを見てみると、 55.6%:44.4% のバランスになります。
ファッション層だけにフォーカスすると、 「プードルファー」の着用率が結構高かったことに気が付きます。
時系列で数値を追い過去の指標で評価してみたり、 未来情報を掛け合わせてみるなどで、何らかの新しい発見が見つかるかもしれません。
毛皮トレンド(フェイク含む)は、次シーズンも継続する要素ですが、 「どのように?」の問いに答えるにはもっと深く考察する必要がありそうです。