

ワークジャケット【登場】
[レディス・メンズ]原宿トレンドチェック
期間:2019年02月20日(第8週)
気温:18度 晴れ
母集団N:119人(男71+女48)
標本数(n):5人
出現率:4.2%
SNS:#ワークジャケット投稿6,815件 #ワーク投稿38,275件 ビンテージワークなカジュアルスタイルは、
先シーズンも少し確認できた時期があったのですが、
ごく小さなものであったと記憶しています。 今シーズンはファッション層を中心に、
ベージュ・カーキなどナチュラルカラーや、
バギーなチノパンツの広がりが印象的ですが、
今回はとくにワークジャケットの出現に注目します。 インスタグラムで「ワーク」というキーワードの投稿数を
昨対で調べてみると約147%の増加でした。 2018年4月02日 投稿数 26,018件
2019年2月20日 投稿数 38,275件 また直近3か月間の伸び率を見ると、 平均約104%増。 2018年12月 104.3%
2019年 1月 103.1%
2019年 2月 104.0% 地味ですね。 トレンド


春のトレンチコート【登場】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2019年02月19日(第7週)
気温:12度 晴れ
母集団N:118人(49+59)
標本数(n):6人
出現率:5.1%
SNS:#トレンチコート投稿159,537件 日中の最高気温が12度前後を行き来する日が続くころ、
春の装いがちらほらと見られるようになりました。 今回はトレンチコートに焦点を当ててみます。 おおざっぱに今年の傾向をまとめると、
1.ビッグシルエット化
2.デザイン化(意匠化)
が確認でき、これが昨年との違いでもあります。 ディティール面でみると、
1.ミリタリーカラー浮上
2.着丈がさらに長くなった
3.軽量仕様は継続
となります。 ちなみにインスタグラムで「トレンチコート」投稿数を昨対で見ると以下のとおり。
2018年1月26日 99,254件
2019年1月18日 152,608件
2019年2月19日 159,537件 約153%の増加でした。 投稿数=ある物事に対する熱量 と換算すると、 トレンチコートに対する見方が変わってきますね。


ダウンジャケット【横ばい】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2019年01月18日(第3週)
気温:10度 晴れ
母集団N:92人
標本数(n):12人
出現率:13.0%
SNS:#ダウンジャケット投稿数78,856件 ダウンジャケットの復活について、
前回は2018年12月08日(第49週)のレポートで、出現率は男女合わせて12.0%でした。
今回はレディスのみの計測ですが出現率は13.0%。
横ばい状態であると理解します。
当調査はフィルタリングされての13.0%ですから、街での実感は「結構いるね」となります。 以下、チェックポイントを列記します。 1.ショート丈&ビッグシルエットのダウンジャケットを抜き衿気味に着ています。 2.カラーはブラック中心、カラーも見られます。 3.メンズではハイネックが今っぽく見えますが、レディスでは 「大きめのフード付き」が増えてきた印象を受けます。 4.ワタの分量はボリューミーで、風船のように膨れた感じが新鮮に映ります。 5.来年も上記の傾向は継続するんだと思います。


ファーコート【拡大】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2019年01月18日(第3週)
気温:10度 晴れ
母集団N:92人
標本数(n):14人
出現率:15.2%
SNS:#ファーコート投稿数58,786件 ファーコートの出現率が昨対で拡大を続けています。
今回はデータのとり方・解釈の仕方をすこし書いてみます。
少しマニアックかもしれませんので、そんなこともやっているのか・・程度に流してください。 【データと解釈】 #ファーコートに関して過去のデータを現在と比較すると以下のとおり。
出現率は増大、投稿数も拡大。 年度 月度 出現率 投稿数
2017年 2月 13.8% 42,073件
2019年 1月 15.2% 58,786件
前年対比 +1.4% +16,713件 出現率=トレンド状況(着用結果)
投稿数=該当ワードに対する熱量(拡散行動)と換算すると、 #ファーコート
「好調」の結果はSNS上の行動に裏付けられている と解釈します。
「今後」については前後の連続データから読み取ることになりま


バブリーズ【登場】
[レディス・メンズ]原宿トレンドチェック
期間:2019年01月18日(第3週)
気温:10度 晴れ
母集団N:198人(106+92)
標本数(n):9人
出現率:4.7%
SNS:#バブル投稿35,688件 #バブリー投稿39,956件 バブル時代(90年代初頭まで)を彷彿させるファッショントレンドが拡大しています。 昨年頭頃はお笑いで扱われており、トレンド浮上が疑問視されていたことを思い出します。 今回、浮上の兆しが感じられてはいますが、
個人の影響力は年々増大しており、いつでも”インフルエンサーがファッショントレンドを殺す”
ことができるような時代になるかもしれません。 さて今回のテーマは”バブリーズ”です。
定義は90年代の好経済下で出現した 浮かれた豪華主義、高級装飾趣向とそのファッションを支持する者とします。 上記のエッセンスが感じられたコーディネートを数えてみると、
4.7%、10人中約0.5人がバブリーズでした。 とても少ないですね。 来年はもう少し拡大すると思っています。


ファー付きアウター【拡大】
[レディス・メンズ]原宿トレンドチェック
期間:2019年01月18日(第3週)
気温:10度 晴れ
母集団N:198人(106+92)
標本数(n):13人(男5女8)
出現率:6.6%
SNS:#ファー投稿413,181件 ディティールトレンド「ファー付き」に注目します。 全体としてファーアイテム人気が継続している中、
その中身に変化が発生していて「ファー付き」ディティールは拡大傾向にあるという図式です。 (ちなみにダウントレンドに転じたのは「カラーファー」です。 ファーコートでは茶系と黒が増大し、パステルや色ものが減少しています。) さてファー付きアウターは、
90年代を背景としたゴージャス・豪華ディティールの波が
体現されたものと理解しています。 今回の出現率は6.6%。
男女共通の傾向です。


ダウンコート【登場】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2019年01月18日(第3週)
気温:10度 晴れ
母集団N:92人
標本数(n):8人
出現率:8.7%
SNS:#ダウンジャケット投稿78,856件 #ダウンコート投稿41,885件 今シーズンのヤング層は90年代調ショート丈のダウンジャケットがトレンドですが、
12月頃からダウンコートが登場しています。
丈はもも~ひざくらい。 メンズではショート丈&ビッグシルエットなダウンジャケットがトレンドの中心で、 まだコート丈タイプは希少な存在であります。
話が逸れますが、
最近はメンズアダルト層もリサーチしているのですが、
ヤング層とは真逆のトレンド状況にある点が面白く、興味深く思います。 話元に戻って、
発信力を考えた時、さいきん最も重要に思うのは、
デザインの基となるトレンドのテーマ性やファッションの時代背景について深堀りすることです。 簡単に言うと、
90年代ファッションを背負ってどんなテーマを誰に投げかけるのか?
その結果どの様な価値を幾らで提供できるのか?
などをト