【流行観測】2021年4月メンズトレンド|カジュアルシーンでスラックス姿が増加中
【自らがフロンティアになる】
「これからは2番手では通用しない。AI(人工知能)の時代になれば、トップランナーたちが多くの利益を占有するからだ。」とは、ジャーナリストの田原 総一朗氏が2018年 日経ビジネス誌上で語った言葉です。あらためて重みを感じさせる言葉だなと思います。
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【流行観測】2021年4月メンズトレンド|
カジュアルシーンでスラックス姿が増加中
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[メンズ]2021春夏 原宿ファッション定点観測レポート
撮影日:2021年4月3日(第13週)
気温:21度 晴れ
母数:120人
標本数(n):24人
出現率:20%
ヤング層のカジュアルシーンはドレッシー(優美)な方向へ向かっています。
パンツトレンドもその傾向が顕著で、スラックス見えするパンツが拡大しています。
【シルエット】
シルエット別の割合は以下のとおり。
ストレート:20.9%
テーパード:50.0%
ワイド・ビッグ:29.1%
今後はストレート比率が増加、フレアータイプは少数派状態で推移すると思います。
【生地】
合繊生地トレンドはパンツにも適用されます。
現在はベーシックなツイルや平織りタイプが中心ですが、今後は
ジャケット同様に「スポーツ機能系」「お水系」、その先に「合繊品質xトラディショナルな外観」タイプに広がると予想します。
【カラー】
今回確認したのはブラック、ベージュ、ブラウンの3色に分類できます。
そのうちブラックの比率が約75%を占めました。
今後はカラー化が進むと思います。
カラー化の根拠としては、
1,全体としてメンズパンツのデザイン化傾向がみられること。
2,レディスでは合繊のカラーパンツが拡大傾向にあり、男女共通トレンドが常態化・時間差で行き来する傾向があること。となります。
私はディレクターの役割とは、
目前の顧客の痛み(不満・課題)を解消することと、
未来を創造することで、異なる2つの視点を併せ持つことが重要だと考えています。
この考えを式で表すと以下のとおり。
意思決定=「市場」x「時価総額」x「時間軸」のバランス
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出典:
リサーチ&デザイン東京(渋谷電脳リサーチ)
http://www.shibuden.biz
寄稿:
【アパレルウェブ】
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【渋谷電脳リサーチ式 事業開発(商品・市場)】
-掛け算で事業を考える
-市場を推定する
-仮説に基づいたデザインを作成、
-オンライン上でフィードバックを収集し、
-製品への関心を評価する仕組みを構築する
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