【今後のブランド開発と人材について】
(最近明らかになってきたなと思うことをメモしておきます) Eコマース系の企業では
AI(人工知能)をエンジンに使って作るPB(プライベートブランド)は、
もはや目新しいものでは無くなってきた感があります。 いっぽうAMAZONのファッションコマース「Prime Wardrobe」は
顧客の囲い込みプラットフォームを作ろうとしているように見えます。
https://www.amazon.com/b?node=16122413011 リアル(オフライン)商売に目を向けると、
Eコマース系の企業によるリアル店舗ビジネスの参入数は増加し、
既存アパレル店の閉鎖とリンク(入れ替え)してゆくことでしょうね。 オンラインでは顧客の囲い込みが進み、リアル店舗は消耗戦。。。
主力プレーヤーの入れ替えは、人が入れ替わることと近似ではないでしょうか。 【今後のブランド開発と人材について】
1.AIエンジンxファッションを理解していること。
2.データ駆動でファッションを創造できること。
3.AIデジタル領域とリアル領域の中間点でファッションビジネス


ダークカラーシャツ【登場】
[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2017年7月5・7・8日(第27週)
気温:30・30度 曇り・晴れ 14:30~15:30
母集団N: 129人
標本数(n):4人
SNS:カラーシャツ投稿672件 オープン衿のダークカラーシャツに注目します。
レーヨン素材、ゆったりシルエットをドレープ感を効かせて着こなすイメージ。
シャツの裾をタックインして着るのにも適しています。 色味は、
D/パープル、オレンジブラウン、D/グリーン、ワインレッドを確認。 全体感として、
ファッションのカラフル化現象について、
明るいブライト系の次はダークカラー系が控えていると理解しています。
7月第27週の観測では、ダークカラーやシックな色調のシャツやパンツ、tシャツ等を観測。 この状況を、
”ひと足早いサマーダーク”であるという見方と、
”いいえ、来季2018年S/Sの先取り現象です”という2つの見方があると思っています。 前者は「正規価格で買ったのかな」と発想し、
後者は「ドリスヴァンノッテンのショールック」を発想するとします。


ヤングの抜き衿 5.6%【登場】
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2017年7月5・7・8日(第27週)
気温:30・30度 曇り・晴れ 14:30~15:30
母集団N: 53人
標本数(n):3人
SNS:投稿91件 ヤングの抜き衿ルックに注目します。
今回は白無地とチェックの2タイプを確認しました。
袖巾の太い大きなシルエットのシャツを、
ボトムのウエストにタックインして、抜き衿で着こなす様(さま)が今シーズンの風味です。 またボトムがワイドパンツやボリューム感あるロングスカートでは無く、
すっきり細めのテーパード、台形ミニスカートである点が差別化ポイントかもしれません、
前者は、かりあげた髪型も含めて80年のトラッド女子風のルックスで、
後者はポニーテールが印象的。50年代トレンドが背景。 ここから番外編↓ 「抜き衿」は23才以上のものなのか? 定点観測をしていて大学生以下(22-23才・見た目年齢)の抜き衿姿はあまり見かけません。
その原因を想像するに、「お母さん等の着こなし方」だと思われているからではなかろうか?・・という方向でお話し


プリントパンツ 7.5%【拡大】
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2017年7月5・7・8日(第27週)
気温:30・30度 曇り・晴れ 14:30~15:30
母集団N: 53人
標本数(n):4人
SNS:投稿2,037件 周知の通り今シーズンはプリント素材のワンピースやボトム(ロングスカート、ワイドパンツ)がトレンドで、
レトロなフラワー系プリント中心に、様々なモチーフが広がっています。
プリントパンツは来シーズンも続くと思いますので、継続する柄域と減退する柄域とに仕分けるための目安を、
あらかじめつけておくと効率的だと考えます。 今回とくに注目する柄は、
1.「タイダイ風」
2.「ドット、ストライプ」
の2タイプ。 1.はエスニックテーマから来るもの。
2.は先行するストライプ柄、ライン使いからの展開であると捉えます。 タイダイに関しては70sテーマに合致したもので、
コレクション分析の目線で見ると来季は減退ワードである可能性がありますが、
ユーザー目線で見直してみると、そうでも無いようにも思います。
この結論は8-9月に出そうと思


【3つの脳ミソ】
StartFragment Memo: 1. 経営上「過去の延長上に未来はない」を認めるならば、
実積を引き合いに未来を否定する事は止めにしたい。 2. 商売上「自分はこう思う」ではなく「顧客はこう思うだろう」から発想して
商品・サービスを開発するスタンスが正しいと思っています。 3. 創造者は「私はこう思います。みなさんはどうですか?」を、
何度も何度もくり返し発信し続けねばならないと思っています。 1+2+3 それぞれに役割があって、バランスさせることに注意を払っています。 EndFragment


カラーTシャツ【登場】
白または黒一辺倒だったTシャツに、色がつきはじめました。
現在あらゆるアイテムにカラー化の波が押し寄せてきており、
18春夏コレクションを見る限りこの傾向は来年も継続するように思います。 注目点は少しくすんだニュアンスカラーであること。 例えば日本の伝統色から抜き出してきたような色味がイメージ。
うぐいすグリーン
あずきピンク
からしイエロー... もちろんそのままの色を使うのでは無く色味を調整して。 カラーTシャツのシルエットは、
パンツインで着こなすのが前提て、
長めの着丈、広幅の身幅、肘まで伸びる袖丈などがポイントです。


アロハシャツ【登場】
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2017年7月5・7・8日(第27週)
気温:30・30度 曇り・晴れ 14:30~15:30
母集団N: 53人
標本数(n):4人
SNS:投稿54,425件 花柄シフォンなど透け+プリント素材使いが花盛りであります。
対象アイテムはガウン、ブラウス、ロングスカートなど。
そして今回注目するのはアロハシャツタイプ。 メンズではすでに拡大傾向に入っておりますが、
レディスではまだこれから(始まったばかり)?という印象を受けました。 アロハシャツといっても、レーヨン素材のオーセンテイックなデザインだけではなく、
シフォンプリントの様な軽い素材感でビッグシルエットであったり、
オープンカラー+パイピング仕様のパジャマシャツ風であったりと、
トレンドエッセンスのミックス比率(交配分量)が高いことが特徴だと思います。 またシャツの前裾をハイウエスト位置でリボン結びする着こなし方も注目ですね。 Memo: モノをモノとして届けても、売れない。
しかしモノが顧客の内側にある”共感ポイント”に