

ポリウレタン【登場】
[レディス・メンズ]原宿トレンドチェック
撮影日:2019年10月15-16日(第42週)
気温:20度 曇り
母数:263人(79+184)
標本数(n):3人
出現率:1.1% 今秋頃からポリウレタン生地使いのアイテムコーディネートを見かけるようになりました。
前週に比べて今週は少し出現率が上がってきている様に感じたので集計してみました。 出現率について、
男女合わせると僅か1.1%。 女性に限定すると2.5%と倍以上になりますが、
まだまだ全然少数ですね。 イノベーター理論でいうところの「2.5%の革新者」を評価基準とすると、
現時点では商売にならないと言われても仕方ないトレンドかもしれません。 補足すると、
服に関して「生地の裏側にPuコーティングされた軽量仕立てのコート」など、
裏側(裏面)ではポリウレタンはトレンドであると言えそうです。 寄稿:【アパレルウェブ】
http://blog.apparel-web.com/


アウトドアーミックス【拡大】
[レディス]原宿トレンドチェック
撮影日:2019年10月 第42週
気温:20度 曇り
母数:79人
標本数(n):4人
出現率:5.1% アウトドアーテーマはここ数シーズンの間、メンズが牽引してきたものですが、レディスにも分かり易い形で見られるようになったのでレポートしておきます。 今回のチェックポイントはフランネルチェック。 ビッグシルエットで着る厚手のオーバーシャツが象徴アイテムで、ベルトでウエストマークしたり、そのまま羽織ったり、腰に巻き付けたり。 色系統に関して、
グリーン系のチェックが新鮮に映ります。
ブラウン系は恐らく今シーズンがピーク。
ベージュ系は継続。
赤やその他の色ものは振るわない。 追記として、
メンズの場合ネルシャツはロック系、ストリート系等他のミックススタイルにも見られ、
レディスとは違った広がり方をしています。


ウインターホワイトの潮流【登場】
[レディス・メンズ]原宿トレンドチェック
撮影日:2019年10月 第42週
気温:20度 曇り
母数:263人
標本数(n):10人
出現率:3.8% 定点観測をしていて男女ともに、ウインターホワイト浮上の気配を感じました。
そんな折、2020年春夏コレクションレポートを見ると、「白がトレンドカラー」と書いてありました。
「意味のある偶然の一致」かもしれないと、今回メモしておきます。 アイテム分類すると、
白スエット、
白カバーオールジャケット、
白パンツ、
白Gジャン、
白コート、 白と言っても3種類くらいあって、例えば
スエット系は真っ白、ジャケット系はオフ白、ボトム系は少しクリームがかった白というイメージを持っておくと何かを判断する際に良いと思います。 現在ウインターホワイトの枠で見ると出現率は僅か3.8%でしかありません。この先の動向をチェックして、来季を占うことになりそうです。 寄稿:【アパレルウェブ】
http://blog.apparel-web.com/


ジャケットコーデ【拡大】
[レディス]原宿トレンドチェック
撮影日:2019年10月15-16日(第42週)
気温:20度 曇り
母数:79人(39+40)
標本数(n):5人
出現率:6.3% ジャケットコーデが拡大しています。
肩パッドの入ったマニッシュなタイプをミックスコーデに着こなすのが最近の傾向のようです。 コーディネートボトムは全てパンツスタイルで、 ・カジュアルなレギパンタイプ、
・OL風のテーパードスラックスタイプ、
・70年代風フレアーパンツ、
・デニムのバギー を確認しました。 ジャケットのシルエットはビッグが主流でしたが、今シーズンはコンパクトタイプの浮上に注目します。 コンパクトタイプには70年代風味と90年代風味の、2方向に枝分かれします。この現象はワントーンコーディネートのレポートでもお伝えした通りです。 (*見栄え優先上、写真は6名分ありますが、うち1枚は第41週に撮影したものの中から付け足しています) 寄稿:【アパレルウェブ】
http://blog.apparel-web.com/


ワントーンコーディネート【拡大】
[レディス]原宿トレンドチェック
撮影日:2019年10月 第42週
気温:20度 曇り
母数:79人
標本数(n):7人
出現率:8.9% 全身を単色でまとめる「ワントーンコーディネート」は前年同月比で約3.9ポイント上昇しています。
前回との違いは、ブラウン系が追加されたことと、フォロワー層に広がっている点だと思います。
(前年はトレンドセッター層が中心であったと記憶しています) ワントーンコーディネートには最初からセットアップで企画されたものと、そうでない物とがありますが、 今回の注目するのはジャケット&パンツのワントーンコーディネート。
以下、2つのベクトルがあると思っています。 ひとつは、
90年代を時代背景とするメンズのソフトスーツ・トレンドに通じる方向性。 もうひとつが、
70年代シルエット。70年代テーマは現在どんどん拡大していますね。 まとめると、
70年代風味xジャケット&パンツのワントーンコーディネートに注目できる という事になります。
そして両者の共通点は「合成繊維の柔らかな生地使い」です。 過去の