

ダウンジャケット・中綿アウター【拡大】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年2月15・17・24日(第7週)
気温:14・12度 晴れ・曇り
母集団N: 103人
標本数(n):5人
出現率:4.9%
SNS:#ダウンジャケット 投稿41,062件 #ダウンコート 投稿26,629件 ショート丈のダウンジャケットに注目しています。
現在の状況を確認すると、
アウター・コートは 非ダウンが主流でしたが今シーズンの末頃から
一部のファッション層でダウン・中綿アウタールックが確認できるようになりました。
この回の出現率が4.9%であるように、数値で見るとさして魅力的には映らないかもしれませんが、
着用者層x推移で眺めるとその評価は反転し、来シーズン(2018年冬)の可能性を感じます。 デザイン面を見ると、
ショート丈、ボリューミーなダウン分量、ドロップショルダー、アウトドアー調など幾つかのキーワードを確認できます。
ひと言でまとめると「少しレトロでスポーティ感のあるデザイン」です。 前回のレポートとの違いはノースフェイス等のギア系ブランドが複数見られた


進化版ショートブルゾン【登場】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年2月15・17日(第7週)
気温:14・12度 晴れ・曇り
母集団N: 94人
標本数(n):9人
出現率:9.6%
SNS:#ショート丈 投稿7,310件; #ショートブルゾン 投稿293件; #ショート丈コート 投稿161件; #ショート丈アウター 投稿66件 2018年AWメンズコレクション”アメカジ”テーマに属するようなショートブルゾンに注目。
オーバーシルエットのドリズラーやGジャン型をベースとしつつも、
素材の乗せかえやパフ分量が追加されたシルエット・ディティール等で新たらしさが追加されたデザインである点に注目します。 例えは写真左上のオーバーシルエットのGジャン型は、
ドロップ肩ワイド袖という現在のトレンドに
パフ袖xコーデュロイxダークカラーという加点ポイントが組み込まれたデザインであるという見方が出来そうです。 他にも「マルチカラーのブロックチェック大」は春のプレッピールックに向けて。
「パステルピンクのスエード調コットン」「パステルの合繊ピーチ調」は今秋冬


デザインコート【登場】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年2月15・17日(第7週)
気温:14・12度 晴れ・曇り
母集団N: 94人
標本数(n):6人
出現率:6.4%
SNS: コートのデザイン化傾向が以前にも増してきているようです。
シルエット変化は当たり前のものとなった今、
素材変化とディティール変化で差別化への舵が切られたというイメージです。 ディティール変化とは、
「カフス付き」「ウエストシャーリング」「ブラウジング」「パフ袖」を指しています。
従来のトレンドワードは「切り替え」「インサイドアウト風」「ベルト付き」「ラップ風」「ガウン風」など。 素材変化とは、
ボンディングと柔らかな合繊生地の拡大を指しています。
とくに合繊生地に関しては、ブランドにとってテーマ設定の段階から関係する要点であると考えています。 以上、18年春を新たなる変曲点とし、コートの変化をウオッチしてゆこうと思います。


シャギーコート【登場】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年1月26・27日(第4週)
気温:4・6度 晴れ・晴れ
母集団N: 102人
標本数(n):3人
出現率:2.9%
SNS:#シャギーコート 投稿581件 #シャギーニット 投稿10,527件 18年AW素材トレンドのひとつ「シャギー」。
17年11月当初はニット中心に拡大し2月に入ってコートにもシャギー素材が見られるようになりました。
ファーコートのレポートでも触れましたがシャギー素材は全体的に毛足が長くなってきている傾向があります。 シャギーコートに関して、
毛足の長さと素材の軽さがファーコートやウールコートと差別化される点だと感じていて、
どちらかというとニットコートに近い感覚かもしれません。 次シーズンを考えると、
ファンシーな素材を軽く羽織るのがシャギーコートの差別性・立ち位置と仮定すると、
適合するデザインはガウン風だったり、カーディガン風だったりするのだろうと思います。


サテン生地【登場】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年1月26・27日(第4週)
気温:4・6度 晴れ・晴れ
母集団N: 102人
標本数(n):4人
出現率:3.9%
SNS:#サテン 投稿22,736件 素材トレンド「サテン」の現在の状況を把握しておきます。
もう少し幅を大きくとって”光沢素材”でまとめ、時系列で眺めてみると、
17年秋冬のトレンドは18年春に向かって「ベロア」「サテン」「箔」「コーティング」などに広がってゆくイメージです。 さらに次の18AWシーズンを考えたとき
光沢素材はファーとの対比で鮮度が増すのだと仮定すると、
提案すべきコーディネートが浮上し、開発すべきアイテムやシルエットが特定されると思います。 追記:
この日の「サテン」出現率は3.9%。
アイテムはワイドパンツ、ポンチョ風のコート、スポーツブルゾン。
マニッシュ、モード、古着ミックスのスタイリングでした。


80年代調アメカジ【やや拡大】
[メンズ・レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年1月26・27日(第4週)
気温:4・6度 晴れ・晴れ
母集団N: 男110人・女102人
標本数(n):男9人・女3人
出現率:男8.2%・女2.9%
SNS:#アメカジ 稿346,140件 18AWメンズコレクションではアメカジテーマが浮上しているようですが、
ストリートではコレクションのそれとは少し違った角度で、アメカジファッションが浮上しているように感じます。 前者がウエスタンやワーク&ストリートであったのに対し、
後者はスポーツ&スクール、ミリタリーのイメージ。
両者に共通するのは80年代後半-90年代前半の時代背景であると理解しています。 キーアイテムはショートブルゾン。
ビッグシルエットのGジャン、コーチジャケット、ドリズラー、N-2B。 これらキーワードはもう少し細分化し時系列に配することで、
検索ワードや画像のタグ付けの際の重みづけを行う参考値となります。


ダウンジャケット・中綿ジャケット【登場】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年1月26・27日(第4週)
気温:4・6度 晴れ・晴れ
母集団N: 102人
標本数(n):7人
出現率:6.9%
SNS:#ダウンジャケット投稿40,094件 #中綿ジャケット投稿810件 #ダウンコート投稿26,036件 #中綿コート投稿576件 20才前後にダウンジャケット、中綿ジャケットに復活の兆しを感じましたのでレポートします。
注目すべきはノースフェイス等のオーセンティックなアウトドアータイプではなく写真上段の柔らかなイメージです。
80年代のスポーティな古着風であることが特徴で、カラフルさやデザインされたシルエット・ディティールが印象的です。
ウールコート、ボア、ファーでアウターの8割以上を占める中、
ダウン・中綿系をファッション層が着用しはじめたという傾向は商売として魅力的に映ります。 以上、
ヤング層に見られた新しいダウンジャケット・中綿ジャケットルックについてのレポートでした。