

盛りブルゾン【登場】
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2017年4月15日(第15週)
気温:21度 曇り 14:00~15:00
母集団N: 193人
標本数(n):3人 ファッションの意匠化現象が広がるなか、
ブルゾンにもあからさまな装飾デザインが登場しました。
大きなフリルやギャザー、スモッキング使いのディティールが印象的。
今の流行りからすると”盛りブルゾン”といったところでしょうか。 原宿ストリートにおけるブルゾンのトレンド変化を振り返ってみると、
2016年頃からMA-1がダウントレンドとなり、代わってGジャン、ライダーズジャケットが
大幅に上昇したのが17年春の出来事でした。 今回の観測値:
Gジャンルックは38/193人で、約20%の出現率。
ライダーズルック32/193人で、約17%の出現率。 簡単に言うと、10人中3.7人はGジャンかライダーズを着ていました。ということです。
両者ともアイテム自体のデザインはシンプルなものです。 さて、そのような環境下での 盛りブルゾン。
4/15現在の出現率は1.6%。
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白黒コーデ【登場】
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2017年4月4.7日(第14週)
気温:17・21度 晴れ・曇り 14:00~15:00
母集団N:78人
標本数(n):5人 今回取り上げるのは流行りの「黒コーデ」に対する「白黒コーデ」という切り口です。
前者は全身を黒アイテムでまとめた着こなし方ですが、
後者は白アイテムを軸に、白と黒のアイテムでまとめた着こなし方である...という立ち位置をとります。 では軸となる白アイテムとは何でしょう?
白ブラウス、白シャツ、白シューズ、・・・今回確認したのはこれだけ。 特に白ブラウス、白シャツに注目で、
ブロード地にフリル等のフェミニンディティールをあしらった、
マニッシュ&フェミニンなデザインである点が印象的。 スクールガール、ゴシックなど、「規則や禁欲的な縛り」の世界観
を背景に重ねあわせることが出来る・・という点がポイントで、
社会課題や国際政治・思想に対するメッセージ性を
感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?


イエロー【登場】
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2017年4月4.7日(第14週)
気温:17・21度 晴れ・曇り 14:00~15:00
母集団N:78人
標本数(n):5人 春のカラートレンド考察。
前評判通りピンクは広く支持される状況となっておりますが、
では次の新鮮カラーは何でしょう?
というわけで今回は「イエロー」を取り上げます。 この日の注目すべきイエロー・カラーコーディネートは2タイプあって、
1つが黒コーデに差すイエロー、
そしてもう1つがデニムルックに合わせるイエロー。 80年代調のポップなファッションに良くあいます。
展開アイテムはスエット、スカート、ボーリングシャツ、サンダルでした。 今回のファッション層におけるイエローの出現率は6.4%。
メンズの一部にもイエローアイテムの採用が見られます。
以上、新しいトレンド潮流でした。