

レザースカート、レザージャケット【拡大】
男女とも、レザーウエアを取り入れたコーディネートが拡大しています。 昨今ではエコレザーが主流ですが、呼び方はPUレザー、フェイクレザー、ヴィ―ガンレザーなど、様々です。 レディスでは、レザースカートが比較的多く、ミニスカートやフレアーロングなど、様々なデザインが見られました。 メンズはレザージャケットが主流ですが、テーラード、コーチジャケット、デザインブルゾンなど、こちらも様々なデザインが見られます。 ◆Googleで日米の検索需要・推移を調べてみました。 「レザー/Leather wear」 国内:2020年11月を指数100とした場合、2021年11月は96ポイントでした。 米国:2016年12月を指数100とした場合、2021年9月に93ポイントまで上昇しています。 「レザージャケット/leather jacket」 国内:2017年10月を指数100とした場合、2021年11月は97ポイント。 米国:2017年11月を指数100とした場合、2021年11月は94ポイント。 また毎年11月頃定期的にピークを迎えるシーズン性の高いワードである


街で着るタイツ・スパッツに注目【登場】
ジョギングファッションでおなじみのスポーツタイツとショーパンの重ね履き。 今回はコロナ明けの9月頃から気になっていた、街で着るスポーツタイツおよび、スパッツコーディネートに注目してみます。 写真は神宮前・表参道エリアで撮影したものです。 光沢感のあるスポーツタイツ姿は西洋人で、脇に赤いラインが入ったのは男性です。また90年代のボディコンシャスルック(ボディコン)を彷彿させるスパッツ姿も複数名確認しました。 ◆Googleで日米の検索需要・推移を調べてみました。 「スポーツタイツ」は、日米ともに5年間で減少傾向が続いています。 日本:2017年7月を指数100とした場合、2021年10-11月は60で、約40ポイントダウン。 米国:2019年12月を指数100とした場合、2021年10-11月は30で、約70ポイントダウン。 「スパッツ」は、直近のピークが2020年5月(日本)。 米国:2018年4月を指数100とした場合、2021年10月は60,11月はさらに減少しています。 日本:2020年5月を指数100とした場合、2021年10月は70,1


ブラック・ミニスカート【急上昇】
11月に入ってミニスカート姿が結構いるなと思ったのでオンラインリサーチしてみました。 国内では「ミニスカート」の検索需要は2018年11月をピークに減少傾向にあります。 いっぽう米国では「ミニスカート」の検索需要は2020年10月がピークでしたが、今年2021年10月に再度急上昇している様です。 さらに絞ると「黒のミニスカート」の成長率は前月比160%と高い。 競争環境:「ミニスカート」と比較すると商品数は少なく、市場規模:月間販売金額は「ミニスカート」より4倍程度大きい・・・ ZOZOTOWNで新品市場の競争環境を調べてみると、 「ミニスカート」対象商品数 42,531件、+「黒」でフィルターをかけると8,019件。 メルカリでも古着市場の競争環境を調べてみました。 フィルター条件は「黒」+「いいね順」。 フレアーやプリーツの入ったミニスカートが人気の様です。 商品一覧画像を見比べると、ZOZOTOWNとメルカリの差が以前よりも縮まった様に感じます。 オンライン上もモノにあふれ、さらにトレンドレス(無)の時代だという。。。 改めて、D2Cやサブ


ビンテージ シャネル ノーカラージャケット
ファッションにも昭和レトロブームの影響が見られます。 今回取り上げるのは、「シャネルのノーカラージャケット」です。 この日印象に残ったスタイリングは以下の3タイプ。 1)普通の女の子が着るシャネル(シャネル風?)のノーカラージャケット 2)セクシー系お姉さんが着るキルティングレザーのノーカラージャケット 3)個性派女子が着るオーバーサイズのノーカラージャケット(カーディガン) 掲載写真は上記の内、1)にあたる2名です。 Rakutenラクマで古着市場の販売状況をチェックしてみました。 検索ワードは「CHANEL ヴィンテージ」 出品数 56件中、39点がソールドアウト、売れ筋価格帯は10万円以下。 転売業者が仕入れているのかもしれない。。 因みに検索ワードを「シャネル ノーカラージャケット」にすると、出品数 約1,000件、シャネル以外のブランドが多く現れます。類似デザインの物や関係の無い商品まで数多く出現しました。 「いいねが多い順」に並び替えてみると、トリミングデザインのタイプが多くソールドアウトになっていました。 「CHANEL ヴィンテー


パーマ(強め)に注目
久しぶりの定点観測。 街の人出はコロナ禍以前にほぼ戻った感覚を受けました。 おしゃれ人口も回復し、買い物袋を持って歩く人たちを多数確認しました。 幾つかのトレンドワードを抽出できたのですが、今回取り上げるのはパーマ(強め)です。 男女共通トレンドで、特に男性に増加が見られた点が印象に残りました。 ヘアスタイルとファッションは関係性があると考え、 リサーチツールを使ってパーマ需要についてAmazonで調べてみました。 「パーマ液」の月間検索数5,700件 前期比-25.31% 良く売れる価格帯は500円~1,000円 街で感じた熱量とはまるで異なる地味な結果ですね。。。 2021年7月の検索需要が通常の3倍程度に上昇していた点が気になりますが今回は無視します。 因みに、 「まつげパーマ」は、月間検索数26,600件 前期比21.6% 良く売れる価格帯は1,000円前後 定点観測からは見えてこなかった熱量を感じます。 オンライン、オフラインを交互にリサ-チすることで、 片側では見えなかったものが見つかるかもしれない、という可能性のたとえ話でした。 画