

ローゲージニット【登場】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年10月9・10日(第41週)
気温:25度曇り・26度晴れ
母集団N:183人
標本数(n):3人
出現率:1.6%
SNS:#ローゲージニット投稿2,719件 10月の中頃から、ハイゲージをすっ飛ばしてローゲージセーターが登場しています。
ショート丈で大きなシルエットをルーズに着こなすイメージで、
カーディガンとプルオーバーの両方が見られます。 プルオーバーに関しては、セーターの裾をスカートやパンツにウエストインする
着こなし方が今年の新しい傾向。 大柄な(リピート間隔が大きい・柄の1パーツが大きい等)ケーブルである点も見逃せません。 ブラウン色も今シーズンのトレンドです。


マキシ女子【拡大】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年10月9・10日(第41週)
気温:25度曇り・26度晴れ
母集団N:183人
標本数(n):17人
出現率:9.3%SNS:#マキシワンピ投稿33,714件 #マキシスカート投稿18,674件 #マキシコート投稿284件 10月に入って、丈長トレンドが浮上してきました。
とくにマキシ丈のアイテムバリエーションが拡大している点に注目できると思います。
3つのアイテムに分けてそれぞれの比率を見てみると以下のとおり。
1.マキシスカート 35%
2.マキシワンピース35%
3.マキシコート 30% マキシ丈のアイテムに関しては、今のところ突出したものが無く均等に観測できました。 素材使い・デザイン仕様について、
コートは軽量でシャツのような軽さがあることがポイントで、
ワンピース・スカートも合繊の軽量素材&分量感ある布使いが主流です。 上記のことからも、今後エレガンスファッションの拡大が進むであろうことが垣間見えてくる気がします。
(エレガンス浮上の傾向はメンズも同様です)


ドクターマーチン女子【登場】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年10月9・10日(第41週)
気温:25度曇り・26度晴れ
母集団N:183人
標本数(n):7人
出現率:3.8%SNS:#ドクターマーチン投稿137,112件 全体としてブーツが伸びているようですが、
その中でもドクターマーチンを着用する女子の質的変化に注目します。 ”エレガンスミックススタイルのマーチン女子”がとくに新しくて、
ボディフィットのニットにブランド物のミニショルダーを持つ髪の長い女・・・がイメージ。
90年代のOLエレガンス系ファッションの匂いを感じます。
(写真左側参照) その次に90年代風グランジロック女子の順になります。
(写真右側参照)


スパッツ女子【拡大】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年10月9・10日(第41週)
気温:25度曇り・26度晴れ
母集団N:183人
標本数(n):8人
出現率:4.4%
SNS:#スパッツ投稿11,874件 バギーパンツ、フレアースカートが一通り行き渡ったのか、
今度はボディフィットの方向へトレンドは舵を切りはじめたようです。 ボディフィットは、ニットトップスやスカートで先行しています。
フレアースカートやワイトパンツとコーディネートされる場合が多くみられますが、
次はボトムにボディフィット化の兆しが見られるという点に意味があると思っています。


ジャケットコーデ【拡大】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年10月9・10日(第41週)
気温:25度曇り・26度晴れ
母集団N:183人
標本数(n):6人
出現率:3.3%
SNS:#ジャケットコーデ投稿16,053件 #ジャケット投稿310,334件 テーラードジャケットが復活しています。
今までと異なる点は90年代的エッセンスがあることで、
例えば袖まくり、パンツスーツ、肩羽織り、が観測できます。
また今回写真にはありませんが、オーバーベルトや、ウエストバッグを用いたジャケットコーデも存在しています。 「袖まくり」は、肩パットの入ったかっちりジャケットの袖をまくるというアンバランスさがポイント。
「パンツスーツ」は90年代アイドルスターの恰好をまねるイメージ。例えば一世風靡セピア(当時の流行)。
「肩羽織り」はジャケットの袖を通さず肩に乗っける着こなし方。昨年はライダーズジャケットやGジャンでしたね。


ウエストマーク・オーバーベルト【拡大】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年10月9・10日(第41週)
気温:25度曇り・26度晴れ
母集団N:183人
標本数(n):5人
出現率:2.7%
SNS:#ウエストマーク投稿9,081件 #ウエストマークワンピース投稿193件 #オーバーベルト投稿42件 腰の高い位置にオーバーベルトをする着こなし方が拡大しています。
エレガンス系はもちろんのこと、カジュアルな装いでもオーバーベルトによるウエストマークが見られるようになってきた点に注目します。 ベルト自体に関していうと、
デザイン性や高級感があるタイプが良くて、
例えば大きくて重厚感のあるバックルや、ウエスタン調の装飾デザインなどです。 ちなみにメンズでもオーバーベルト・ウエストマークは適用されます。
今後はオーバーシルエット気味のジャケットやハーフコートで
これらのエッセンスがデザインに適用されることになると予想しています。


縦アシンメトリー切り替え【登場】
[レディス・メンズ]原宿トレンドチェック
期間:2018年10月9・10日(第41週)
気温:25度曇り・26度晴れ
母集団N:183人
標本数(n):2人(女2・男2)
出現率:1.1%
SNS:#アシンメトリー投稿100,751件 #アシンメトリースカート投稿2,558件 切り替えトレンドに変化。
たて切り替えへの集約化に加え、アシンメトリー要素が加わりました。
さらに色柄化やその他のトレンドが加わり新しい切り替え表現が生まれています。 今回取り上げるのは以下の3デザイン。
1.左右色違いのチェックパンツ
2.脇1部分が切り替えられたプリーツ・ミニスカート。
3.スカートとパンツを半分づつ繋ぎ合わせたようなリメイクパンツ。 縦アシンメトリー切り替えは、トレンドセッターに近い人種に見られる点が特徴だと思います。
実数はすくなく、出現率は今回、男女合わせても1%代でした。