

カラーコート【登場】
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2017年2月16・17日(第7週)
気温:14・18度晴れ 14:00~15:00
母集団N:102人
標本数(n):6人 春の実需端境期、冬素材のカラーコートが増加しています。
この現象は来シーズンに継続するものとしてこの時期を【登場】フェーズであると設定します。 超実需型現象について
着用期間が短いにも関わらず(販売期間が短いにも関わらず)買ってしまうの?
というのが売り手側の見方だと思いますが、
セール期の粗利確保施策のひとつとして見逃せないトレンドだと思います。 それはさておきカラーコート。
今回様々な明るい色が確認できたことが印象的でした。
オレンジブラウン系を省くとピンクの出現が最もおおく、
次いでペールブルー。レッドは多少落ち着いた感を受けました。 今回の「カラーコート」出現率は5.9%でした。


トラッドな格子マフラー【登場】
[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2017年2月03日(第5週)
気温:12度晴れ 14:00~15:00
母集団N:81人
標本数(n):6人 タータンチェック等の伝統的な織物マフラーが2017年からヤングメンズの間で「登場」しています。
ネックウエアトレンドをざっと時系列で振り返ると、
2015AWにボリュームニットのネックウォーマーやスヌードが「登場」しました。
そして2016AWシーズンに「拡大」。
さらに2016Winter最終で「変革」が起こったと。 この現象の背景にあるのは
「トラッド(伝統的)」「コンサバティブ(保守的)」「クラシック(古典的)」押しのトレンドで、
世界情勢の不安心理を反映しているのかもしれません。
(混乱したとき・困ったときの原点回帰 安心・拠り所を求める心理的はたらき) 従いまして、伝統的な織物マフラーは2017年の継続アイテムとしてメモしておきます。 マフラーデザインはロング、ワイドなサイズ・シルエット感、フリンジ。
巻き方は、ケープの様に羽織る・ボリューミーに巻く・長く垂らす。


インナーパーカー 【拡大】
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インナーパーカー 【拡大】
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[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2017年2月03日(第5週)
気温:12度晴れ 14:00~15:00
母集団N:81人
標本数(n):12人 コートインで着るスエットパーカーに注目します。
注目すべき新規性は、カラー化していることと、プルオーバー型であることです。 適用するスタイルはトラッド、プレッピー、エレガンス、ロック、モード、スポーツなど。
コートはゆったり&ロングのシルエット、すっきりフィット&ひざ丈に大別されます。
そして中に着るパーカーのシルエットはアウターのシルエットに相関するイメージです。 この日のインナーパーカーの出現率は14.8%でした。


クラッシュパンツ【拡大】
[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2017年2月03日(第5週)
気温:12度晴れ 14:00~15:00
母集団N:82人
標本数(n):5人 穴の開いたデニムパンツルックが再登場しています。
これは確か2-3年位前が出発点で、当ブログにも当時のレポートを掲載していると思います。 このアイテムのトレンド性について、解釈の仕方は2通りあると思っていまして、
ひとつが1990年代のグランジファッションの先取り。
もうひとつが1970年代テーマから来るもの。
後者が今シーズンのトレンドテーマに近いものです。 シルエットは2タイプあります。
1.ボーイフレンドタイプ
2.ボディフィットタイプ コレクションから見た新規性は、2.のボディフィットタイプに有ると思うのですが、
街の着用者をチェックしてみると、そうでも無い?ようにも思えてきます。
これは昨今の消費変化から来ている現象である、というのがわたしなりの解釈ですが
今回のテーマから外れるので触れないでおきます。 【当レポートまでの時系列データ】 2016/03/09


オレンジ色のトップス【登場】
[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2017年2月03日(第5週)
気温:12度晴れ 14:00~15:00
母集団N:81人
標本数(n):4人 春を先どるような”トップスのカラー化”が始まっています。
#春の先取り という条件下でカラーアイテムを抽出してみると、
オフホワイト、レッド、イエロー、オレンジとなりました。
そして今回撮影した81人中、4人がオレンジ色のアイテムを着用していました。(出現率4.9%) 「オフホワイト」はプルオーバーのアウターや素材感のあるボアやナッピングフリースが新鮮。
「冬素材x春カラー」のデザインですね。
「オレンジ」「レッド」はウエア以外にもニット帽やソックス、ガチャベルト、下着(Tシャツ)など。
ブルゾンの裏地を配色使いするなどのアクセント使いも含めるとオレンジ色の出現率はさらに上昇します。


70s調 柄アウター【登場】
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70s調 柄アウター【登場】
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[レディス]東京・トレンドチェック
期間:2017年2月03日(第5週)
気温:12度晴れ 14:00~15:00
母集団N:82人
標本数(n):3人 「70年代」テーマは継続・拡大を続けています。
ファートレンドはこの流れを受けたもので、2月に入りコートの最終トレンドとして「ファーコート」がランクインしました。
そして来シーズンに繋がる予感の「ファーアウターのデザイン化」が確認出来たのでメモしておきます。 今回のテーマは「70s調 柄アウター」。
70年代テーマに沿うような、明るいボーダーや幾何ボーダー素材が使用されています。
フェイクファー、フェイクボアが”色柄化”したものです。 ボトムに関して、
ワイド系、フレアー系ではなく、フィットパンツを合わせている人が多かった点が見逃せないと思います。
これは今後、2017SSトレンドテーマ「ボディコンシャス」が掛け合わさったルックに繋がると


パッチワーク風の切り替えパンツ【登場】
[メンズ]東京・トレンドチェック
期間:2017年1月24.25日(第4週)
気温:6-8度晴れ 14:00~15:00
母集団N:60人
標本数(n):2人 2017年1月後半事から、切り替えトレンドが復活・上昇しています。
パッチワークも含め切り替えトレンドを全体感で捉えると以下のとおり。 起源:切り替えトレンドの源泉は2016年のコレクショントレンドであり、
2017年継承と進化の両面で規模を拡大しています。 2016年は「70年代」テーマから来る「パッチワーク」が主流でした。
2017年は「90年代」テーマから来る「グランジ」が新鮮に映ります。
さらに「ブリティッシュトラッド」「クラシックエレガンス」「サイバー・フューチャー」「レトロスポーツ」
「アウトドアー」「ストリート」など様々なスタイル・テーマに「パッチワーク」「切り替え」エッセンスが見られました。 さて原宿ストリートの現時点では
「70年代」「ブリティッシュトラッド」「レトロスポーツ」が少しリードしているように感じます。
そして今後は上記以外のスタイル・テー