

チノパンツ・チノスカート【拡大】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年8月21日(第31週)
気温:31度 晴れ
母集団N:110人
標本数(n):9人
出現率:8.2%
SNS:#チノパン投稿45,960件 #チノスカート投稿5,447件 #チノワイドパンツ投稿2,143件 #チノ投稿9,764件 チノまたはチノ風の生地を使ったボトムの拡大傾向に注目します。
インスタ検索をしてみると、「#チノスカート」「#チノワイドパンツ」がキーワードのようです。 この現象には幾つかの示唆が含まれていると見ておりまして、
例えば
1.ワークアイテムの拡大、
2.ナチュラルトレンドの先触れ
であります。 前者はストリートトレンドの延長上にあるスタイルやテーマの変化を示唆しており、
後者はスポーツトレンドへのカウンター的存在と位置づけ、その先を想像してみると、
エスニックやリゾートファッションへに繋がる未来の姿がぼんやりと現れてくる気がします。。。
(ナチュラル&リゾート、ナチュラル&エスニック) もちろん状況は相対的で常に変化していますから、
上記は現


オーバーブラキャミ【登場】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年8月21日(第31週)
気温:31度 晴れ
母集団N:110人
標本数(n):5人
出現率:4.5%
SNS:#オーバーブラキャミ 投稿28件 #ブラキャミ 投稿446件 Tシャツの上にブラジャー(またはブラキャミ)を重ね着するコーディネートが拡大しています。
数年前にも似た現象がありましたので、実績あるトレンドということになりますね。
前回と異なるのは着用者層で、以前がコレクション系や古着ミックス型のファッションマニア層中心であったのに対し、今回はもっとマス(一般層)寄りになっているように見えます。 発信源はファッション誌のようでして、
古着ショップなどがそれを受け店頭・マネキンなどで再現し、
SNS等を通じて拡散したイメージでしょうか。 8月に入ってやや拡大傾向にあるように感じたのでメモしておきます。 追伸、
少し話しがずれますが、
メンズではTシャツの上にベストを重ね着するコーデが拡大しています。


80s'ロックスタイル【登場】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年8月21日(第31週)
気温:31度 晴れ
母集団N:110人
標本数(n):4人
出現率:3.6%
SNS:#80年代ファッション 投稿1,992件 80年代後半頃のロックファッションに注目します。
象徴アイテムはスーパースリムパンツ。 このテーマはさらに幾つかのグループに細分化されるのですが、
今回チェックしたいのは以下の3つ。 1.前述の50s'調ファッション(ロカビリー)と重なるスタイルと、
2.90年代のハードロックと重なるスタイル、
3.80年代のパンクファッションと重なるスタイル。 以上3つの中で、今後注目しているのは3.です。 現在、ボトムのシルエットはワイド型やバギー、フレアースカートなど
ボリューム感があるものですが、対極にはスーパースリム(レギンス等含む)が存在しています。 (フレアーは別格)


50s'調ファッション【拡大】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年8月21日(第31週)
気温:31度 晴れ
母集団N:110人
標本数(n):13人
出現率:11.8%
SNS:#50sファッション 投稿993件 8月に入って50年代調のファッションが拡大しています。
キーアイテムは開襟シャツとワンピース。 50s'調・ロカビリーテイストはメンズでも少数ながらファッションリーダー層に存在していますが、
レディスでは少しガーリーな着こなしが新鮮に映ります。
”男女共通トレンド”という大きな流れの中で、女の子らしいファッションが新鮮に映るのかもしれません。 また、50s'調と言ってもそれは意匠的なもので、
スタイルの中心は80年代であることは押さえておかねばなりません。 テキスタイルのコーディネートは
デニムxプリント デニムxサテンがイメージし易いかもしれません。 プリントの柄に関しては、
アロハ、ギンガムチェック、小紋調、ミニフラワー、包装紙風などを確認。
(80年代風の手描きロゴや転写プリントはこのテーマから除外しています)


ブラックコーデ【拡大】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年7月17・26日(第29-30週)
気温:35・30度 晴れ
母集団N:88人
標本数(n):13人
出現率:14.8%
SNS:#ブラックコーデ投稿124,060件 レディス部門でふたたびブラックコーデが増加しているようです。
ストリート系はもちろんのこと、
フェティッシュなロックガールやモード女子、90sエレガンスなど多彩なスタイルが確認できました。 また裾野拡大として、
全くの黒無地ではなく黒地でプリント入りのアイテムを取り入れたブラックコーデが追加されます。
(拡大解釈コーデ) グッズ関連ではサンダル、チョーカー、ネックレス、キャップに注目します。


ブラウンコーデ【拡大】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年7月17・26日(第29-30週)
気温:35・30度 晴れ
母集団N:88人
標本数(n):5人
出現率:5.6%
SNS:#ブラウンコーデ投稿5,496件 #茶色コーデ投稿1,989件 #プリントワンピース投稿1,637件 茶色のアイテムをメインに据えたコーディネートに注目します。
これも男女巨通トレンドでありまして、来期19SSに継続・拡大する1要素と捉え、
今期の動向をモニターしています。 ブラン系のアイテムは、無地のトップスやワイドパンツが先行していましたが、
7月に入ってからはプリントのワンピース姿が登場しています。 来期もプリント素材は良さそうなので、”茶系プリント”を切り口にアイテムを揃えてみては如何でしょう。 我々はプリミティブ柄(とくにアフリカンプリント)に注目していますので、
”プリミティブ柄のブラウンコーデ”というテーマでスタイルを立てテストしてみるのも良さそうに思います。 寄稿:【アパレルウェブ】
http://blog.apparel-web.com


ニットスカート・ニットワンピース【登場】
[レディス]原宿トレンドチェック
期間:2018年7月17・26日(第29-30週)
気温:35・30度 晴れ
母集団N:88人
標本数(n):4人
出現率:4.5%
SNS:#ニットワンピース投稿21,096件 #ニットワンピ投稿44,197件
#ニットスカート投稿9,518件 #ニットパンツ投稿12,878件 かぎ針編みのニットスカート、ニットワンピースが登場しましたのでメモしておきます。
これはエスニックトレンドの潮流のひとつであると理解しています。
今までと少し違うなと感じる点はボヘミアン臭が弱く、エレガンス寄りであるという点です。 いっぽう素材軸で眺めると、”透け”トレンドの表現手段が多様化しのだとも言えそうです。 透ける素材軸で話を広げると、
来季(19年SS)はメンズカジュアルの領域でも
メッシュ使いや”透け”素材トレンドが増える気配を感じます。
透けるメンズファッションは歴史的に見ても難しい気もしますが、
例えばフィッシングベストの重ね着ルックは
90年代ファッションにも紐づいており、継続・拡大