シャツルックの復活【拡大】 2021/4/6
【渋谷電脳リサーチ式 商品企画】
-アーリーアダプターの着装変化を定点観測で定量的に計測し、
-仮説に基づいたデザインを作成、
-オンライン上でフィードバックを収集し、
-製品への関心を評価する仕組みを構築する
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シャツルックの復活【拡大】2021/4/6
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[メンズ]2021春夏 原宿ファッション定点観測レポート
撮影日:2021年4月3日(第13週)
気温:21度 晴れ
母数:120人
標本数(n):35人
出現率:29.1%
当定点観測上ではカジュアル、ドレスの境界線を越えて、あらゆるファッションタイプでシャツルックが復活しています。
以前と異なるのは、チェックやストライプ柄のシャツではなく、無地かプリント柄タイプに新しさを感じる点です。
![](https://static.wixstatic.com/media/336a15_6febfc8a19cc435fbf3c9d0596d8b1d4~mv2.jpg/v1/fill/w_980,h_2188,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/336a15_6febfc8a19cc435fbf3c9d0596d8b1d4~mv2.jpg)
【色について】
シャツ全体の中で無地の占める割合は約65%(23/35人)。
白シャツ、黒シャツ、カラーシャツの尖度が高いと感じます。カラー別の比率は以下のとおり。
黒:43%(10/23人)
白:26%(6/23人)
カラー:26%(6/23人)
デニム:5%(1/23人)
【柄について】
いっぽう柄シャツの占める割合は約35%(12/35人)。
70年代風の主張強めのプリント柄が支持されはじめた印象を受けます。柄別の比率は以下のとおり。
プリント:42%(5/12人)
チェック:33%(4/12人)
ストライプ:25%(3/12人)
【シルエットについて】
無地シャツ・柄シャツともに共通するのは、ゆったりorビッグシルエットであること。
特に白シャツに関して、シルエットはビジネス用途のシャツと一線を画する要因になっています。
上記のうち最も数量が出るのは白シャツ、黒シャツだとすると、
この先大切なのは自社にとってパフォーマンスが良いデザインとはどの様なものか?を評価することでしょう。
先ずブランディングに沿ってデザイン仮説を立てたうえでデジタル検証するのですが、
ここに最初からマーケティング資源を投下して、セールスパフォーマンスに直結する商品企画開発の仕組みを作ることが、こんご重要になってくると思います。
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出典:
リサーチ&デザイン東京(渋谷電脳リサーチ)
http://www.shibuden.biz
寄稿:
【アパレルウェブ】
http://blog.apparel-web.com/
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